ワンコイン弁当の路上販売に東京都が規制強化か?

ワンコイン(500円)以下で買える安さと手軽さで、サラリーマンやOLを中心に人気のある弁当の路上販売だが、ついに東京都が規制強化に乗り出すようだ。

東京都は、すでに弁当の路上販売の実態調査などに関する検討会を発足させており、早ければ今夏にも対策を打ち出す方針。

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問題は衛生面

東京都がとくに問題視しているのは衛生面だ。炎天下の菌の増殖しやすい状況でも、適切な温度管理を怠る業者も多い。昨年、中央区が抜き打ち実施した細菌検査では、約8割の路上販売弁当から基準値超えの細菌数が検出されたという。

東京都福祉保健局によると、路上弁当販売業者の衛星管理に関する懸念により、2000年に条例改正、2007年に通知を出して監視指導を強化してきた。しかし、それでも改善されてこなかったので、再度、実態調査をして検討していくという。

利用者からは反発の声

オフィス街では、規制強化への反対論が噴出している。ワンコイン弁当の激戦区、日本橋本町で働く30代のサラリーマンはこう訴える。

「食中毒が不安なら買わなきゃいい。生肉規制と一緒で、そのあたりは本来は自己責任であるべき。路上弁当がなくなると、このあたりでは同じ値段でガッツリ食えるような店なんてない。東京都は規制してどうするつもりなのか?」

路上での弁当販売のルール

路上での弁当販売は「行商」行為に当たる。東京都の管轄で、主たる営業地の保健所に届け出て「鑑札」の交付を受ければ都内のどこでも販売することができる。

ただし、それには条件がある。

  • 一人で人力で移動できる範囲でしか商売を許可しない

つまり、自動車で街まで運んできた弁当を台車やワゴンに載せて売るという行為はダメだ。

さらに、固定販売も禁止されているので、一定の場所で止まって客待ちすることも許されていない。

一方で、その場で調理したり盛り付けしたりする必要がある場合は、車内で調理できる移動販売車、キッチンカーになる。この場合は車自体が調理場扱いとなるのだ。

この場合は、各販売業者は、その自動車に対して保健所から営業許可を取る必要がある。

しかし、許可を取っていても制限がある。

  • 公道で販売してはいけない

東京都や警察が厳格に取り締まった場合、現状の路上弁当販売業者のほとんどが成立しなくなり、ワンコイン弁当は絶滅することになる。そして、困るのは消費者だ。

現状に即したルールが必要

そもそも、問題なのはルール自体が現状に則していないことなのではないか。

「一人で人力で移動できる範囲のみ許可」

「固定販売の禁止」

こういった時代にそぐわない行商の規定を改善することが重要なのではないだろうか?

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